今日はオオカワ建築設計室にて業者さんと打合わせです。
木造の住宅を作るにはまず軸組といわれる「骨格」を作りますが、 その骨格を組上げるには次の3つが大きなポイントになります。 ①寸法→柱や梁の太さ、長さは構造計算等によって細かく決められています。 ②切断→上記寸法に合う様に材木をきっちりと切断した上に、③の接合時に 必要となる仕口加工をします。 ③接合→仕口加工部分を繋げて材木同士が離れたりしないように組み合わせます。 仮組後にがっしりとした金物で接合します。 以上の3工程のうち、②の切断作業をしてくれるのがプレカットです。 基本的には大きな機械に情報を打ち込むと機械が自動的にザックザックと 木材をカットしてくれます。機械で加工をすることで精度が高く、工期の 短縮にも繋がります。 昔は現場で大工さんが鑿(ノミ)や鉋(カンナ)を使って柱や梁材の接合部を 加工していましたが、現在では多くの現場でプレカットが使用されています。 ※ちなみに仕口加工というのはこのようなものです(写真:建築知識より一部抜粋) 本記事の頭にある写真はこのプレカットをする上で、材木の寸法や加工方法などを 業者さんと相談している写真です。ここで万が一にもミスがあると、大きな工期遅れに 繋がるのでしっかりと確認しながら打合わせを進めて行きます。 例えば...1階の床伏図には柱が現しになる部分や筋交いの方向、土台継手の 位置等が書いてあるので、ひとつひとつを確認してゆきます。 一度、プレカット工場にも行ってみたいですね〜。 staff:ochi #
by hut-room-house
| 2014-10-08 15:22
| 設計日記
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